こんにちは、わんです。
皆さんはリボーンアート・フェスティバルをご存知でしょうか?
リボーンアート・フェスティバルは、宮城県の石巻を主な舞台とした、「アート」「音楽」「食」の総合芸術祭です。
東日本大震災の被災地で、「Reborn-Art=人が生きる術」をキーワードに掲げ、2017年に始まりました。
そのアート作品の中でも、ひときわ存在感がある作品として、現在も牡鹿半島の荻浜エリアにて展示されている「White Deer (Oshika)」は、是非ご覧になっていただきたい作品の1つです。
しかし、この作品を見に行くにあたって難点が1つ・・・・・・
この道であってるの?
めっちゃ不安なんですけど
私も実際に行って来ましたが、途中何度も不安になりました。本記事では、白い鹿「White Deer (Oshika)」までの道のりを写真解説で分かりやすくご紹介いたします。
荻浜エリアまでの道のり
住所:宮城県石巻市荻浜横浜山25−1
展示場所までは車で行くことをおすすめします。
駐車場までの道のり
さぁ、ここからが不安になるポイントです。
カーナビ通りに目的地に近づくと下記の写真の場所に到着します。
会社の敷地内じゃないの?行って大丈夫?と思ってしまいますが、車でそのまま、防波堤のゲートを抜けて、牡蠣の養殖場の横を下記写真の右方向に通過していきます。
その後は下の写真の景色の通りに進んでいきます。
養殖場では作業されている方もいらっしゃるので、周りの方のご迷惑にならないよう気を付けてください。
舗装された道から、細い砂利となりますが、そのまま下記写真の左方向に進んでください。
下記写真の景色が見えたら、次は右方向に!
ちょっとすると開けた場所があり、少し草木に紛れた所に看板が立っています。そこが駐車場です!
白い鹿までの道のり
駐車場横に細い歩道があり、そこを7分程歩くと白い鹿までたどり着けます。
先の見えないこの細道が、なんとも言えない不安感を与えます。
そうこうしているうちに見えてきました「White Deer」遠くで見ても圧倒的存在感ですね!
牡蠣の水質浄化効果もあってか、海岸の水もひときわ透き通ってキレイに見えます。
White Deer(Oshika)
さて、到着です。近くでみると想像以上に大っきい!!
簡単に作品概要を説明します。「White Deer (Oshika)」は、日本古来の神話などに登場する「神鹿(しんろく)」を
モチーフに現代の技術を用いて再解釈した彫刻作品。2027年まで展示が予定されています。
White Deer(Oshika)
名和晃平
2017
鹿は古来から『神使』や『神獣』として、アニミズムや神道などの信仰のなかで親しまれてきました。
近年、日本では鹿が増え続けており、人里に時々現れる鹿は、『迷い鹿』と呼ばれます。
《White Deer (Oshika)》はインターネット上に現れた『迷い鹿』(鹿の剥製)を取り寄せ、3Dスキャンして得たデータを元に制作されました。
牡鹿半島・荻浜に立つその姿は遠くの空を見上げ、旅の原点である瀬戸内海・犬島の方を向いています」
(引用元:作品地中展示)
こうやって見るとラスボス感がすごいです!!
まとめ
どうでしょう?みなさん迷わずに辿り着けましたか?
素晴らしいアート作品を見れて、ちょっとした冒険気分を味わうことができるWhite Deer(Oshika)までの道のり。牡鹿半島観光のプランの1つに加えてはいかがでしょうか?
1度訪れた方も、少し時間帯を変えてみたら、また別の発見できるかもしれませんね。
最後に、White Deer(Oshika)が展示されている場所「ホワイトシェルビーチ」は私有地です。漁業関係者が作業をしていることもあるので、マナーを守って作品を鑑賞してください。